SSDの選び方 – PCショップ店員が教える失敗しない選び方【2024年12月更新】

SSD

PCショップで毎日のようにSSDの相談を受けている立場から、正直に語ろう。
SSDはここ10年程で大幅に進化している。特にDRAMレス製品の躍進は目覚ましい。

でも、選び方のポイントはシンプルだ。

これだけ覚えればOK

  • DRAM搭載製品なるべく選ぶ
  • 容量は1TB以上
  • TLC NANDが無難

つまり Crucial T500を買えば良い

実効性能ではGen4最強。
実効性能で言えばWD BLACK SN850XやSamsung 990 PROより優秀だ。

ただしT500には一つだけ弱点がある。
大容量データの連続書き込み時に性能が大きく低下してしまう。
しかし、一般的な用途ではまず遭遇しない制限だ。

大容量書き込みが必要な場合は

動画編集やデータバックアップなど、頻繁に大容量データを扱う場合は別の選択肢がある

  • WD BLACK SN850X
  • Samsung 990 PRO

これらは実行性能でT500にやや劣るものの、大容量データの連続書き込みに強い。

しかし、値段が高いというデメリットがある。

意外と知られていない真実

最新のDRAMレスSSDは、実はかなりの実力がある。
WD_BLACK SN770のように、DRAM搭載モデルと遜色ない性能を持つ製品も登場している。
正直コスパ重視ならDRAMレスモデルで十分だ。

おすすめDRAMレスSSD

2024年のSSD選びは、かつての常識が通用しない。
予算と相談しながら、T500か思い切って蝉族を選ぶのが、現時点での賢明な選択と言えるだろう。
個人的に好みの商品を紹介する。

まとめ:結局これが大事

  1. システムドライブはT500でOK
  2. ゲーム用はDRAMレスでも何でもOK
  3. 動画編集やバックアップ用はDRAM搭載のハイエンド(SN850X、990 Pro)がおすすめ
  4. 読み込みメインのデータ用は価格重視でOK(QLCでも良い)
  5. 容量は常に1TB以上を選ぶ(500GBは容量単価最悪)
  6. 基本的にはQLCは避けてTLCを選ぶ

最後に一つ。SSDは「安物買いの銭失い」の典型だ。
特にシステムドライブは、長く使うパーツだけに、ケチらない選択をしてほしい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました