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【論争】IntelがAMDとNVIDIAのセキュリティ対応を痛烈批判 – AMDは78件の未修正脆弱性、NVIDIAは全て重大な脆弱性と指摘【2025年2月最新情報】

Intelが2024年度の製品セキュリティレポートで、AMDとNVIDIAのセキュリティ対応の問題点を指摘した。特にAMDの未修正脆弱性の多さとNVIDIAのGPUにおける深刻な脆弱性の存在を強調している。

主要な指摘事項

AMDに対する指摘

  • ファームウェアの脆弱性がIntelの4.4倍
  • 機密コンピューティング技術の脆弱性が1.8倍
  • 78件の脆弱性が「修正予定なし」の状態
  • 脆弱性の57%のみを自社で発見(43%は外部からの指摘)

NVIDIAへの批判

  • GPU関連の脆弱性18件が全て「重大」レベル
  • うち13件が不正コード実行の可能性
  • Intelの場合、GPU関連は10件で重大な脆弱性は1件のみ

Intelの自己評価

  • 新規脆弱性の96%を社内で発見
  • ハードウェア関連の脆弱性は100%社内発見
  • 全てのサポート対象製品で対策を提供

業界からの反応

この報告に対しては懐疑的な見方も存在する。特に2024年10月に中国からIntelの重大なセキュリティ欠陥を指摘されたことや、第3四半期でAMDにシェアを5.7ポイント奪われている状況を考慮すると、このタイミングでの批判は防衛的な姿勢とも取れる。

筆者のコメント

Intelの指摘は公開データベースで検証可能な内容であり、一定の信頼性はある。しかし、自社の業績低迷やAMDの躍進を背景に、競合他社への批判を強めている側面は否めない。

セキュリティ対策の重要性は増す一方だが、各社の対応の実態を正確に評価するには、より客観的な第三者機関による検証が必要だろう。

※本記事はIntelの2024年度製品セキュリティレポートに基づいています。

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