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【緊急】RTX 5090/5090Dで深刻な故障多発 – ドライバー更新で文鎮化、電源ケーブル構成による性能低下も判明【2025年2月最新情報】

NVIDIAの新世代フラッグシップGPU「RTX 5090/5090D」において、深刻な問題が次々と報告されている。ドライバー更新による文鎮化や、電源ケーブルの制限による性能低下など、複数の課題が浮上。特に中国市場向けのRTX 5090Dで顕著な問題が確認されている。

相次ぐ故障報告の実態

文鎮化問題

中国のChiphell、Baidu、Bilibili等のフォーラムで、以下のメーカー製品での故障が報告

  • ColorfulRTX 5090D
  • ManliRTX 5090D
  • GIGABYTERTX 5090D

特にGeForce Game Ready Driver 572.16のインストール後、GPUが認識されなくなる深刻な症状が多発している。

グローバル版での影響

問題は中国市場向けのRTX 5090Dに限らず、通常版のRTX 5090でも発生

  • RedditのASUSサブフォーラムでも同様の報告
  • WindowsでGPUが認識されない
  • PCIe Gen4への切り替えやCMOSクリアでも改善せず

電源関連の新たな問題

8ピンケーブルから変換時の性能への影響

ComputerBaseの検証により、電源ケーブル構成による性能差が判明

  • 4x 8-pin(600W):フル性能
  • 3x 8-pin(450W):約5%の性能低下
  • 2x 8-pin(300W):起動不可

メーカー各社の対策

  • ZOTAC:セーフティーライト機能を導入
  • MSI:黄色インジケータ付きケーブルを採用
  • 一部モデルでは熱パッド保護を実装

考えられる原因

マルチPCB設計の影響

  • PCIe Gen5での信号品質の問題
  • 基板間の接続による信号劣化
  • 旧世代マザーボードとの互換性問題

電源コネクタの問題

  • 12V-2×6コネクタの新規格採用
  • 12VHPWRケーブルとの混在リスク
  • 電力制限による性能低下

現状での対処法

ユーザーへの推奨事項

  • ドライバーの更新は慎重に判断
  • PCIe Gen4モードでの使用を検討
  • 1200W以上のATX3.1規格対応電源ユニットの使用を徹底

転売品購入のリスク

  • 保証対象外の可能性
  • 故障時の対応困難
  • 高額な買い物のリスクが増大

まとめ:深刻化する問題と今後の展望

現時点での出荷数が限られているため、問題の全容はまだ見えていない。しかし、すでに報告されている複数の問題は、RTX 5090/5090Dの設計や品質管理に重大な課題があることを示唆している。特に日本では転売価格の高騰も相まって、購入を検討するユーザーには慎重な判断が求められる。

今後の再入荷は2025年5月頃まで見込めないとされており、その間にNVIDIAからの対策や問題の解決が期待される。現時点での購入は、これらのリスクを十分に理解した上で判断する必要があるだろう。

※本記事は各種フォーラムの報告とComputerBaseの検証結果に基づいています。状況は日々変化する可能性があります。

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