NVIDIAが、AMDのAFMFに対抗する新機能「Smooth Motion」を発表。現行のRTX 50シリーズに加え、近日中にRTX 40シリーズへの対応も予定していることを明らかにした。DLSSを搭載していない全てのゲームで利用可能な画期的な機能として注目を集めている。
AFMFへの待望の対抗技術
これまでAMDのAFMF(Fluid Motion Frames)に対抗する技術を持たなかったNVIDIAだが、Smooth Motionの導入により、ついにドライバーレベルでのフレーム生成が可能に。2つの描画フレーム間に追加のフレームをAIが生成することで、より滑らかなゲームプレイを実現する。
幅広いゲームに対応
- DirectX 11/12タイトルに対応
- ネイティブ解像度での実行が可能
- スーパーレゾリューション技術との併用にも対応
- フレームレートを実質的に2倍に向上
DLSS Frame Generationとの使い分け
従来のDLSS Frame Generationと比較すると最適化の面では劣るものの、DLSS非対応のゲームでも利用できる利点がある。特に、高フレームレートの実現が難しい古いゲームタイトルでの活用が期待される。
追加機能の進化
同時にRTX Video Super Resolutionも進化を遂げ
- GPUリソース使用量を最大30%削減
- HDR動画のアップスケーリングに対応
- 自動品質調整機能を搭載
AMDのAFMFが好評を博している中、NVIDIAユーザーにとって待望の機能となりそうだ。RTX 40シリーズへの対応時期は未発表だが、検証とQAを経て近日中の提供が予定されている。
※本記事はNVIDIAの公式発表とDSO Gamingの報道に基づいています。
コメント