PCショップ店員として、カプコンが発表したモンスターハンターワイルズの推奨スペック引き下げについて、重要な指摘をしたい。確かに最低動作ラインは下がるが、本作の真価を引き出すには、むしろ現行の推奨スペック以上の構成が必要である。
なぜ推奨スペック以上が必要なのか
ベータテストでの検証により、本作の実際のVRAM使用量は公称値を大きく上回ることが判明している。フルHD解像度ですら11GB以上のVRAMを使用し、高画質設定では12GB前後まで到達する。つまり、8GB VRAMのグラフィックカードでは、テクスチャの品質を大きく下げない限り、本来の美しさを体験できない。
実際の必要スペック
現時点で快適なプレイを実現できる構成はこうだ
コストパフォーマンス重視なら
- RX 7800 XT(16GB)
- RTX 4070 Ti Super(16GB)
これらのカードは、本作だけでなく今後の大型タイトルでも十分な性能を発揮できる。特にRX 7800 XTは価格性能比の高さが魅力である。
まとめ:投資の価値
カプコンは確かに推奨スペックを下げようとしているが、これは最低限の動作を保証するラインでしかない。モンハンシリーズの真髄である美麗なグラフィックと快適な操作性を楽しむなら、むしろ現在の推奨スペック以上の構成を選ぶべきである。それは決して無駄な投資とはならない。なぜなら、このスペックは他の最新ゲームでも十分な性能を発揮できるからだ。
※この記事はベータテストでの実測値と販売現場での経験に基づく分析です。
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