【コスパで選ぼう】ゲーミングキーボード第一弾

ゲーミングキーボード

以前GearTune編集部から【単純明快】ゲーミングキーボード編_第1弾を紹介した。
高額ながら、買って本当に後悔しないであろう無接点方式のキーボードを紹介したのだが、ほぼ全ての商品のデメリットに「高い」という文字が乗ってしまう事態になった…。
そこで、今回はコストパフォーマンスを軸にゲーミングキーボードを紹介しよう。

コスパで選ぶなら駆動方式を「メカニカル方式」を選ぶべき

タイトルの一言に尽きる。ここで、間違っても「メンブレン方式」は買わないでほしい。

メンブレンは有名メーカーからも多くの製品が出されていて、中には良い製品もあるが、一般的には耐久性が低く繊細な動きをしにくい。適当なモノを買ってしまったら明確にキーボードの差で打ち負ける場面が出てくるだろう。ある程度良いものを買っても上達すればするほどメカニカルとの差を感じるようになるので最初からメカニカルを買おう。
ちなみに、ゲーミングを謳っているメンブレンキーボードは2000〜6000円が相場だが、最近はメカニカルキーボードも3000円〜から購入できる。価格面で選んだとしてもあえて選ぶ必要がない、というのが正直なところだ。

メカニカル方式の軸はどうする?

赤軸(リニアな打鍵感)

結論から言うとゲームパフォーマンスが最も高いのは赤軸だ。

スーッと抵抗なく押し込む感覚が味わえる。キーが軽く、引っかかり感がない為、素早い反応が可能+軽い為長時間プレイしても疲れにくい。メカニカルの中では比較的打鍵音も小さい為マイクへ音が入ってしまう事も気になりにくい。

また何と言ってもAPEX PROをはじめとするハイエンドキーボードは赤軸と似たリニアな打鍵感を持つ。今はボンビーな諸君も、将来的にハイエンドキーボードを使いこなす為にも赤軸を選ぼう。

※画像:MX CHERRY – https://www.cherrymx.de/en/cherry-mx/mx-original/mx-red.html

ちなみに赤軸と同じ打鍵感でアクチュエーションポイントが浅いシルバー軸(銀軸)というものもある。アクチュエーションポイント(作動点)が浅いため、キーの反応が早くなるメリットはある。が、少し押し込んだだけで反応する為、初心者がいきなり使うと難しく感じるだろう。そして赤軸よりもやや高い。ある程度ゲーミングキーボードを使っている人には魅力的だ。購入を検討しよう。

茶軸系(タクタイルな打鍵感)

よく打鍵感が赤軸と青軸の中間と表現される。

が、少し引っかかりを感じる程度でクリック感はほとんど無いといってよいだろう。編集員の感覚だと、どちらかといえば赤軸に近い。先述の通り赤軸の方がFPSに向いているが打鍵感は気持ち良いものが多いので、実際に触ってみて好みであれば買っても良いと思う

※画像:MX CHERRY – https://www.cherrymx.de/en/cherry-mx/mx-original/mx-brown.html

もう一度言おう。ゲーミングデバイスは実際に触ってみて判断するのだ。もし君が天才バカボンもびっくりな間抜けでないのであれば、アマゾンのレビューだけを見て購入するなどという愚行を起こしてはいけない

ちなみにリアルフォース等で採用される静電容量無接点方式スイッチの打鍵感はソフトタクタイルである。

青軸系(クリッキーな打鍵感)

残念ながら、青軸は最もFPSに向いていない。

まずキーが重く、かなりクリック感が強い為疲れやすい。そしてこのクリック感が仇となりストッピングが重要なゲームほど青軸は不利になる。また打鍵音がうるさすぎるので通話に入ってしまいゲーム進行の妨害になってしまう

FPSに青軸がおすすめと書いてあるサイトが良くあるが嘘なので気にしてはいけない。

※画像:MX CHERRY – https://www.cherrymx.de/en/cherry-mx/mx-original/mx-blue.html

ただ逆に言えば青軸でキャラクターコントロールやストッピングが出来るようになれば赤軸ではもっと簡単にできるようになるので初心者の修行にはおすすめである。何と言ってもメカニカルといえば青軸なので所有欲は満たされるはずだ。

何を言おう編集員は10年ほど前AVAをプレイしていた頃、初めてのメカニカルキーボードとして青軸を買った。指が疲れて仕方なかったが、今思えば青軸のおかげでかなりの練習と指の筋トレになった。

ゲームも夜の方もバッチリになったので、やっぱり初心者チェリーボーイには良いのではないかと思っている。

編集部からのおすすめキーボード

iClever G01/G03

5000円程度で購入できて非常にコスパが高い。おすすめの一品だ。
「G01」は91キーの一般的なテンキーレスタイプであり、馴染みのある配列でゲーム以外にも使いやすい。
「G03」は88キーの75%レイアウトと呼ばれるタイプのキー配列で、横幅が短くなる為G01よりゲーム向きである。
2023/4に発売したばかりの為G01より高機能化されており、付属スタンドは3段階で調整可能+ライティングパターンもG01より細く設定ができる。
この価格帯では珍しく専用ソフトでマクロ等のキーやライトの設定ができる為コスパを求める人には最高のキーボードだ。

Logicool G ロジクール G ゲーミングキーボード G413

メーカー希望価格:\11,000

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作りがしっかりしていて打鍵感が非常に良い。長く使いたい人にピッタリの一品だ。
トッププレートがアルミニウム出できている為剛性が高く、バックライトが白色のみのため非常に高級感がある。
Romer-Gと呼ばれるロジクール独自のメカニカルスイッチが採用されており、一般的なCHERRY互換スイッチよりもアクチュエーションポイントが1.5mmと低く設定されている(一般的なスイッチは2mm程)為素早く反応することができる。

デメリットとしては独自スイッチの為キーキャップの互換性がなく、カスタマイズすることができない。
タクタイル好きで高コスパなキーボードを求める人には最高におすすめのキーボードだ。

エレコム ゲーミングキーボード V-custom VK200S/VK210S 銀軸

メーカー希望価格:\11,980

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エレコムと聞いただけで震えが止まらなくなるゲーマーがいると聞いたが非常にもったいないと思う。
エレコムが勝てるデバイスを目指し作ったこのキーボードは、打鍵感もよくしっかりした作りなので、とてもおすすめだ。

状コスパ最強の銀軸キーボードは間違いなくこの製品である。
ネオクラッチキーキャップと呼ぶ独自のキーキャップはASD列のキーは縁を浅くする等、操作しやすいように設計されている。

専用ソフトで設定可能で本体メモリに設定を保存することもでき、ゲームごとに設定を変えることが可能である。
これだけこだわって作られたキーボードが8,000円以下で手に入るのはバグっているとしか言いようがない。
上位モデルのVK300もあるが違いはRGB機能のみなのでコスパを求める諸君はVK200S/VK210Sを選ぼう。

上海問屋 日本語73キー配列コンパクトメカニカルキーボード(TTC静音赤軸Ver.) DN-916082

メーカー希望価格:\7,480

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ゲームにも使えるコスパ最高の60%キーボード
ドスパラ・上海問屋と侮るなかれ。
初期モデルからGearTune編集部で愛用している至高のキーボードだ。
WindowsとMac両方で使うことができ、HKKBのようにコンパクトでありながら洗練されたキー配列は仕事とゲームの両方で最高のパフォーマンスを出すことができる。
最新モデルは静音赤軸になっており、金属反響音がなくなり安っぽさが消え打鍵感が向上している。
もちろんnキーロールオーバーとアンチゴーストに対応しておりゲーム性能は申し分ない。
ちなみにGearTune編集部ではこのキーボードとリアルフォース45g 静音を気分で使い分けている。

これ以上の価格帯を選ぼうとする子羊たちへ

これ以上の料金帯はあえてこの記事では紹介しない。
15000円以上のメカニカルキーボードを買うならDrunkDeer A75を買うべきだという信念が我々にはあるからだ。

気になる人は是非、以前の記事【単純明快】ゲーミングキーボード編 第1弾を見てくれ!

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