あらかじめ断っておくが、メンブレンキーボードはおすすめしない。
キーボード選びにおいて、最も重要なポイントは打鍵感である為だ。
最高の打鍵感はメンブレンでは味わえないが、お金をかけたくない人のために実用に足る一品を紹介する。
バッファロー BSKBCG305BK / BSKBCG300BK
2010年頃からある激安ゲーミングキーボード「BSKBC02BKF」の後継機種。
2000円程度で買えるが下の図のように独立したプランジャー機構を採用しており、バックプレートに鉄板を使っている為剛性が高い。
そのためメンブレン特有のグニグニ感が少なく、REALFORCE静音モデルに似たスコスコとした打鍵感だ。
もちろんゲームでよく使われるキーの同時認識にも対応しているので機能的にも不足はないが、バックライト機能はついていない。
かつてはプロゲーマーでも使用者がいた程で、FPS中級者程度までならこのキーボードで十分ではあるが、お金が貯まるまでの修行用として使うのがベストである。
余談になるが10年ほど前は1,500円を切る価格で販売されており、だいぶ値上がってしまった感はあるが依然としてコスパは高い。
実は「GALLERIA Gaming Keyboard」はSAVIORのロゴ以外同じものだったりする。
この製品は本当にお金をかけられない人のために紹介しているので、キーボードに4000円以上出せるなら絶対に買わないでほしい。
「メンブレンが許されるのは2500円まで」なのでここで覚えよう。
実はメンブレンでも「BFKB92UP2」の様な良製品も有るが、コスパがあまり高くない為おすすめはしない。
キーボードにいくらかけたらいいかわからない。そんな迷える子羊のためにわかりやすい表を用意させてもらった。
4000円前後 「iClever G01」
低価格メカニカルキーボードによくある英語配列ではなく、日本語配列のため使いやすい。
ゲームに適した赤軸を採用しており、打鍵感も価格を考えるとかなり良い部類だ。
お金のない学生や、とりあえずメカニカルキーボードを体験してみたい人におすすめする。
大手メーカーのメンブレンキーボードより、この格安メカニカルキーボードを買ったほうが100倍幸せになれるので、メーカーに忖度した嘘つきサイトに騙されないでほしい。
10000~12000円 「EPOMAKER x Aula F75」
マニアも唸る程の超絶クオリティ+コスパ最強のキーボードだ。
ガスケットマウントされており、打鍵感と打鍵音が超気持ち良い。
デザインやキーキャップの質感、本体のビルドクオリティ…etc
どれをとっても最高としか言いようがなく、例えるならApple製品である。
「Apex Legends」等のストッピングがないゲームではこのキーボードで十分だ。
打鍵感が良い為キャラコンもしやすく、ゲーム性能も申し分ない。
またラピッドトリガー対応製品は高すぎるので買えないが、高品質なキーボードが欲しい人にもおすすめする。
この価格帯では間違いなくコスパ最強なのでぜひ買ってみてほしい。
※余談だがGearTune編集部も執筆時にこのキーボードを使うことが多い。 コトコトコトコトッ ….ンギモッヂイイ!
16000~19000円 「DrunkDeer A75」
最近家電量販店でも販売され始めた、入手性とコスパに優れた「ラピッドトリガー」対応キーボードだ。
打鍵感、打鍵音は「EPOMAKER x Aula F75」等のガスケットマウント製品には若干劣るが、一般的な1万円クラスのメカニカルキーボードと比べるとかなり良い部類に入る。
質感も全体的に高く、高級感があり落ち着いたデザインなのも良い。
「Valorant」をガチでやっている人には必須機能の為、勝ちたい人は少し無理してでも買ったほうが幸せになれる。
通常時は19000円程で販売されているが、セール価格になる事が多く16000円程で購入できるのでセール時に買うのがおすすめだ。
※ちなみに2024/03/08現在Amazonにて15900円で発売中。欲しい人は今のうちに買おう!
30000円~ 「Razer Huntsman V3 Pro」
プロゲーマー用に設計された超高性能な「ラピッドトリガー」対応キーボードだ。
多くのラピッドトリガー対応製品は磁気式のスイッチを使用しているのに対し、こちらは独自の光学式スイッチを使用している。
磁気式は温度により性能が変化してしまうが、光学式は温度の影響を受けない為精度が高い。
応答速度や「ラピッドトリガー機能」の精度等もトップクラスで非の打ち所がない。
値段相応の価値はあるので、最強のゲーミングキーボードが欲しい人はこれを買おう!
「Apex Legends」等のキルスイッチ機能が有効なゲームをプレイしている人には「REALFORCE GX1」もおすすめだ。
最強のキーボードについて詳しく知りたい人は別の記事を見てくれ。
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