ゲーミングPCはどこで買う?初心者向けの買い方を紹介!【2024年4月最新版】

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ゲーミングPCが欲しいけどどこで買えば良いか分からない
そんな初心者に向けて選び方やメーカーの特徴、おすすめスペックを紹介

最初に遊びたいゲームとモニターの性能を決めよう

ゲーミングPCはスペック選びが最も大事。
ゲームによって必要なスペックが変わってくるので、一番初めに遊びたいゲームを決めよう。
ここで間違えると後戻りはできないので、遊ぶ可能性のあるゲームはできる限りリストアップしておくのがポイント。

実はモニターの種類によっても要求スペックは変わる!※超重要
例えばフルHD60Hzの一般的なモニターを使う場合、比較的安価なPCでほとんどのゲームをプレイすることができるが、モニターの解像度やリフレッシュレートが高くなるほどゲームに必要なスペックが上がる。
※リフレッシュレートとは、モニターが1秒間に何枚の画像を描写することができるかの指標のこと。基本的には高いほうが快適に遊べる。

この2つを決めるだけで必要なPCのスペックは決まるので絶対に抑えておこう。

予算を決めよう

必要なスペックがわかった後は、次は予算決めだ。
スペックが高い程長持ちし、リセールも良くなるのでできるだけ性能が高いPCを買ったほうがかえってお得。
妥協した結果すぐに買い替えることになりかねないので注意しよう。

自作の方がコスパが良いけど、初心者ならBTOがおすすめ

正直にいうとゲーミングPCは自作の方が圧倒的にコスパが良い。
上級者になると性能や信頼性、コスパが高いパーツを組み合わせてBTOよりも品質の高いPCを組むことができる。

自作は組み立てること自体は簡単だが、パーツ選びの知識がかなり必要なので最初はBTOを買いゆっくり知識を付けていくことがおすすめだ。
筆者は初めてのゲーミングPCを自作した際、パーツ選びにはかなり苦労した。

BTOや大手直販メーカーはどこで買っても大差ないけど、初心者なら24時間サポート対応しているメーカーがおすすめ

BTOや直販メーカーはどこで買っても大きな違いはない。コスパかサポート、どちらを重視するかで決めよう。

サポートを重視するなら24時間対応しているメーカーがおすすめ。
筆者はゲーミングノートのUSBポートが使えなくなった際、自力では何をしても治らず、サポートへ連絡しBIOS初期化で復旧した経験がある。
そのメーカーは24時間対応をしていなかったため、しばらくPCを使えず困ってしまった。
ゲーミングPCは夜間に使うことが多いため、不安なら24時間サポート対応しているメーカーがおすすめである。

コスパ重視なら値段を比較して最も安いところで買おう。
価格比較には価格.com等の比較サイトを使うのがおすすめ。
ただ、セール情報は載っていなかったりするので、欲しいBTOメーカーのセール情報はメーカーHPで確認しよう。

24時間サポートをしているBTOメーカーは?

ドスパラ
国内シェアNo.1の老舗メーカー
とにかく出荷速度が速いことが特徴で、注文してから待ちたくない人におすすめ。
会社の規模が大きい分サポート体制も充実しているが、価格はそんなに安くない。
筆者も実際に購入したことがあるが出荷速度は本当に爆速だった。
リセール価格も高くなりやすいので、迷ったらこのメーカーのPCを買うのがおすすめ。
※「ドスパラ」と検索欄に入力すると「ドスパラPCだけはやめとけ」と候補に出てくることがあるが、根拠のないデタラメ情報だ。
現在最大手の優良メーカーであることは間違いない。


mouse
ドスパラ等と比較すると安めの製品が多い。
あらゆることが普通で特徴がないことが特徴。
価格を比較して安ければ買おう。
後述のパソコン工房とは同系列の会社。

パソコン工房
セール品が安いことがあり、mouseと同様にドスパラより安いことが多い。
マウスコンピューターより若干カスタマイズ性が高いことが特徴。
mouseと同様に価格を比較してみて安ければ買おう。

サポートを重視するのであれば、これら3つのメーカーがおすすめだ。
特段どのメーカーが優れているというわけでもないので以下の基準で考えよう
最大手メーカーという安心感と出荷速度を重視するならドスパラ
価格を重視するなら mouseかパソコン工房で比較し安い方を買おう。

※もちろんドスパラの方が安いこともあるので3社の価格は確認しよう。

安いBTOメーカーは?

FRONTIER
実質このメーカーが一番安い。
コスパに優れた構成が多く、信頼できるメーカー。
シンプルな見た目からピラーレスガラスケースを使った可愛いPCまで、ラインナップが幅広い。
安いだけでなくヤマダ電機グループという安心感も得られることもポイントで、サイトも見やすく初心者にもおすすめだ。

迷ったらドスパラかFRONTIERでOK

充実したサポートと出荷の早さを取るならドスパラ
出荷が多少遅くてもコスパを重視するならFRONTIER

シンプルにこの2社で考えておけば問題ない。

地雷!選ばないほうが良い構成

値段に惑わされてチグハグな性能にならない様に、選んではいけない地雷パーツを紹介する。

1.Ryzen5 4500
ローエンド帯グラボと合わせて選択されていることが多いが、実は最狂の地雷CPUだ。
理由はシンプルで、ゲーム性能が低すぎる。
詳細は省くが、ゲームに必要なスペックが不足しているので基本的には選ばないほうが良い。
【RTX 4060】等のローエンドグラボですらボトルネックになる。
「安物買いの銭失い」になりたくないなら、これよりワンランク上のCPUを選ぼう。

2.Core i7 13700/14700 シリーズ
i7!?と疑問に思った人も多いと思うが、実は地雷構成が非常に多い。
13世代以降の【i7】は【i9】クラスの性能を持っており、【RTX 4080 Super】までならボトルネックにならない程の性能だ。
問題は【i7】の知名度を悪用して【RTX 4060 / RTX 4060 Ti】等のクソザコグラボと合わせた地雷PCが多く存在していることだ。
貧弱なグラボに対し、過剰なCPU性能は全く持って意味がない。20コア28スレッドなんて誰が使うんだ?
GPU以上のCPU性能は9割の人には必要ない。
【i7】クラスのCPUを使うなら最低でも【RTX 4070】以上のグラボが相応しい。
【RTX 4070】未満のグラボを使う場合【i7】搭載PCを買うのは損でしか無い。
高額なCPUを売りつけたいだけの悪質な構成を、GearTuneでは【情弱i7商法】と呼んでいる。

3.SSD 512GB
絶対に足りない。
BTOで買う場合SSD容量は可能な限り多くしよう。最低でも1TB以上がおすすめだ。
複数のゲームをインストールしていくと絶対に足りなくなる。
BTOの場合後から増設することが難しいのでここだけは妥協しないようにしよう。

4.メモリ16GB
足りない。
マルチモニターの場合32GB以上ないと話にならない。
この記事の為にメモリを16GBに変更して複数のゲームを遊んでみたが、平均メモリ使用率は90%台だった。
環境はSlack+ディスコード+ブラウザでツイッターや攻略サイト等計5つのタブを開きながらプレイしたが、カツカツだ。
もちろんメモリを開放したうえでゲームを実行しているがこの有り様である。
マルチモニターでゲームをする場合、筆者の様に他のソフトを起動しながらゲームをすることになるのでここは絶対にケチらないほうが良い。

5.RTX 4060
性能、足りないかもよ?
フルHDの高画質設定で165Hzを安定して出せないグラボで3年戦うのはきつすぎる。
GearTuneではゲーミングPCは3年現役で戦えるスペックを推奨しているので、最低でも【RTX 4060 Ti】以上がおすすめ。
欲を言えば【RTX 4070 Super】以上が良い。

6.i5 14400/13400F
微妙過ぎる性能。
10コアCPUという肩書に騙されないほうが良い。
10コアといっても高性能コアは6基搭載で、低性能コアが4つおまけでついているだけけのCPUだ。
RTX 4060程度なら許容範囲内だが、RTX 4060 Ti 以上のグラボを積む場合シングル性能が高い i5 14500 以上を推奨する。

おすすめ製品紹介

FRGKB550/WS418/NTK
GPU : RTX 4060 Ti
CPU : Ryzen7 5700X
SSD : 1TB
メモリ : 32GB
155,980円(税込)

FRGKB760/KD58
GPU : RTX 4070
CPU : Core i5 14500
SSD : 1TB
メモリ : 32GB
219,800(税込)

FRGAG-B760M/B
GPU : RTX 4070 Super
CPU : Core i7 14700F
SSD : 1TB
メモリ : 32GB
254,800(税込)
※空冷CPUクーラーなので、ゲーム以外の用途でCPUに負荷をかけると爆熱になりやすい。
コスト削減でマザーボードが貧弱だが、そのおかげで消費電力と発熱が抑えられるためむしろ好都合だったりする。

FRGAG-B760M/WSA/NTK
GPU : RTX 4070 Ti Super
CPU : Core i7 14700F
SSD : 1TB
メモリ : 32GB
279,800(税込)
※空冷CPUクーラーなので、ゲーム以外の用途でCPUに負荷をかけると爆熱になりやすい。
コスト削減でマザーボードが貧弱だが、そのおかげで消費電力と発熱が抑えられるためむしろ好都合だったりする。

FRGPLB760W/SG3
GPU : RTX 4070 Ti Super
CPU : Core i7 14700F
CPUクーラー : 水冷
SSD : 2TB
メモリ : 32GB
372,800(税込)
※水冷CPUクーラーの為高負荷をかけても全然平気だが、廉価マザーでOCできないためそもそもそんなに負荷をかけられない。
i7は劣化問題があるのであまり負荷をかけないほうが良かったりする。

おすすめPCは以上となる。
BTOの場合、構成が限られてくるので選ぶのに苦労した。
自作であればRyzen7 7800X3Dを使うのが最適解なのだが、BTOになるとなぜか異様に高額になってしまう。
サポートよりもコスパを重視したPCをおすすめさせてもらった。
ドスパラ等で買う場合は、同じ構成のPCを探してみてほしい。

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