記事内にPRが含まれています。

【PCショップ店員推奨】本当にコスパ最強のマザーボード10選 – 安いだけの地雷製品を避けて、ガチで買うべき製品はこれだ【2025年6月最新情報】

マザーボード選びで価格だけに釣られて後悔するユーザーを数え切れないほど見てきた。特に最近は「安価」につられて、明らかにスペック不足の組み合わせを選ぶ人が急増している。本当に買って満足できる製品を、PCショップ店員とコアゲーマーの視点から厳選して紹介する。正確なスペック情報と実際の使用感を重視した、ガチの推奨リストだ。

1. ASRock B650M Pro X3D / B650M Pro X3D WiFi – X3D特化の革命児

なぜ売れているのか: X3D最適化を謳い、B650チップセットながらPCIe 5.0 x16スロット対応という異例のスペックで話題沸騰。9800X3Dブームの中で「X3D専用マザーボード」として注目を集めている。

詳細スペック: 8+2+1フェーズ(60A Dr.MOS)
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 5.0 x16 ) + PCIe x4スロット(PCIe 4.0 x4)
M.2スロット:PCIe 5.0 x4 + PCIe 4.0 x4(CPU直結)+ PCIe 4.0 x4(チップセット経由)
ネットワーク:Realtek 2.5G LAN、WiFi版はWiFi 6E + Bluetooth 5.2対応

本音評価: これは間違いなく買いだ。 B650でPCIe 5.0 x16対応は他社にない独自性で、Gen5採用のRTX 50シリーズやRX 9000シリーズの性能を最大限発揮できる。電源設計も9800X3Dには十分で、WiFi 6E搭載モデルでも2万円台前半というコスパは驚異的。

推奨度: ★★★★★ microATXサイズで高コスパなマザーボードを探しているなら間違いなくこれ

2. ASUS TUF GAMING B650M-E WIFI / B650-E WIFI – 勘違いされがちな優等生

なぜ売れているのか: 製品名に「E」が付くためB650Eチップセットと勘違いされる。実際は通常のB650だが、ASUS TUFシリーズの信頼性とミリタリーグレード部品採用で堅実派に支持されている。

詳細スペック: B650(M)-E WIFI:8+2+1フェーズ(60A DrMOS)
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 4.0 x16 ) + PCIe x1スロット(PCIe 4.0 x1,PCIe 4.0 x1)
ATX版:PCIe x16スロット(PCIe 4.0 x16 ,PCIe 4.0 x1) + PCIe x1スロット(PCIe 4.0 x1)
M.2スロット:PCIe 5.0 x4 + PCIe 4.0 x4(CPU直結)、ATX版はPCIe 4.0 x4(チップセット経由)が1基追加される
ネットワーク:Realtek 2.5G LAN、WiFi版はWiFi 6 + Bluetooth 5.2対応。

本音評価: 「E」の名前に騙されるな、これは通常のB650だ。 しかし品質は確実で、TUFシリーズの耐久性は実証済み。コスパは悪くはないけれど、そこまで良くもない。
正直なところ同系列の製品で選ぶなら価格帯も近いASUS TUF GAMING B650(M)-PLUS WIFIの方が12+2フェーズ(60A DrMOS)と電源設計が強くておすすめ。

推奨度: ★★☆☆☆ 低予算の人には悪くない選択肢、もう少し予算を出せるならASUS TUF GAMING B650(M)-PLUS WIFIを買おう

3. GIGABYTE B850 EAGLE WIFI6E – B850コスパ王の登場

なぜ売れているのか: B850チップセットで最安レベルの価格設定。PCIe 5.0対応でWiFi 6E搭載という基本を押さえつつ、余計な装飾を省いたシンプル設計。

詳細スペック: 8+2+2フェーズ(60A DrMOS)
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 5.0 x16,PCIe 3.0 x1,PCIe 3.0 x1,PCIe 3.0 x1)
M.2スロット:PCIe 5.0 x4 + PCIe 4.0 x4(CPU直結)PCIe 4.0 x2(チップセット経由)
ネットワーク:1G LAN、WiFi 6E + Bluetooth 5.3対応

本音評価: これぞコスパマザーボードの正解。 必要な機能は全て搭載し、無駄を徹底排除。1Gb LANは惜しいが、B850で2万円台前半なら文句なし。EAGLEシリーズの堅実な作りも評価できる。

推奨度: ★★★★★★★ B850入門なら最適解

4. MSI MPG B550 GAMING PLUS – AM4環境の最適解

なぜ売れているのか: 1万円を切る価格まで下落し、B550時代のフラッグシップ機能を格安で体験可能。ゲーミングに必要な機能を兼ね備えていながらこの価格は破格。

詳細スペック: 10+2+1フェーズ(ダブラーあり)
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 5.0 x16,PCIe 3.0 x4) + PCIe x1スロット(PCIe 3.0 x1,PCIe 3.0 x1)
M.2スロット:PCIe 4.0 x4(CPU直結) + PCIe 3.0 x4(チップセット経由)
ネットワーク:1G LAN

本音評価: これは完全に買い得だ。 Ryzen 5000シリーズとの組み合わせで格安ゲーミングPCを構築するなら最良の選択。必要な機能を兼ね備え、堅実な電源設計で1万円未満は奇跡的。

推奨度: ★★★★☆ 格安構成の救世主

5. MSI B760M GAMING PLUS WIFI DDR4 – Intel現実解

なぜ売れているのか: DDR4メモリ流用でIntel 14世代CPUを使いたいユーザーの現実的選択肢。WiFi 6E標準搭載でDDR4対応機としては充実した仕様。

詳細スペック: 12+1+1フェーズ
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 4.0 x16) + PCIe x1スロット(PCIe 3.0 x1,PCIe 3.0 x1)
M.2スロット:PCIe 4.0 x4(CPU直結)+ PCIe 4.0 x4(チップセット経由)
ネットワーク:2.5G LAN、WiFi 6E + Bluetooth 5.3対応

本音評価: i7-14700Kも十分運用可能な電源設計で、DDR4流用前提なら合理的な選択。ただし、将来性を考えるとAM5プラットフォームの方が有利。既存DDR4を活用したい場合のみ推奨。

推奨度: ★★☆☆☆ DDR4流用限定なら良選択

6. GIGABYTE B850M DS3H – 新世代入門の現実解

なぜ売れているのか: B850チップセットを最安価格で体験できる入門機。PCIe 5.0対応で最新規格にも対応し、予算重視ユーザーに支持されている。

詳細スペック: 8+2+2フェーズ(ダブラーあり)
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 5.0 x16) + PCIe x4スロット(PCIe 3.0 x4)
M.2スロット:PCIe 5.0 x4 + PCIe 4.0 x4(CPU直結)
ネットワーク:1G LAN、WiFi非搭載

本音評価: 最低限の仕様だが、それで十分なユーザーには最適。
CPU VCoreは8フェーズとなっているがダブラーを使用しているので実際の電力供給能力は4フェーズ相当。
TDP65W(PPT88W)設定なら問題ないが、TDP105W(PPT142W)以上では電力不足や発熱が心配。
Ryzen7以下のグレードで TDP 65Wモデル(Ryzen 7000シリーズなら非Xモデル)が最適。
WiFi別途購入が必要だが、トータルコストでも優秀。

推奨度: ★★★☆☆ 予算最優先なら選択肢

7. MSI B650M GAMING PLUS WIFI – バランス型の定番

なぜ売れているのか: MSIゲーミングブランドの安心感と、WiFi標準搭載でバランスの取れた仕様。10+2+1フェーズの堅実な電源設計も評価されている。

詳細スペック: 10+2+1フェーズ
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 4.0 x16) + PCIe x1スロット(PCIe 3.0 x1,PCIe 3.0 x1)
M.2スロット:PCIe 4.0 x4 + PCIe 4.0 x4(CPU直結)
ネットワーク:2.5G LAN、WiFi 6E + Bluetooth 5.3対応

本音評価: 現在のAM5マザーボードの標準的な選択肢。 特別な特徴はないが、安定した品質とゲーミング機能で失敗しない選択。価格も1.5〜2万円で妥当。

推奨度: ★★★★☆ 無難を求めるなら最良

8. ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI – コスパ・実用性◎

なぜ売れているのか: TUFシリーズの耐久性と、12+2フェーズの余裕ある電源設計。WiFi標準搭載でコスパ重視のユーザーに支持されている。

詳細スペック: 12+2フェーズ(60A DrMOS)
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 4.0 x16) + PCIe x1スロット(PCIe 4.0 x1,PCIe 4.0 x1)
M.2スロット:PCIe 5.0 x4 + PCIe 4.0 x4(CPU直結)+ PCIe 4.0 x4(チップセット経由)
ネットワーク:2.5G LAN、WiFi 6 + Bluetooth 5.2対応

本音評価: コスパと実用性重視なら間違いない選択。 ASUSの品質管理は業界トップレベルで、サポートも充実。やや保守的な仕様だが、それが安心感につながる。
※上位CPUでも問題なく運用できる仕様が、最大メモリ搭載容量が128GBと少ないことには注意が必要。
(QVLを見る限り1スロットあたりの最大容量は48GBなので、2枚挿しで高クロック運用する場合は96GBが最大容量と思われる。しかし48GBメモリは選択肢が少ないので実際には32GB x2の64GBと見た方が良さそう)

推奨度: ★★★★☆ コスパと実用性を求める人におすすめ

9. MSI X670E GAMING PLUS WIFI – 終売前の狙い目

なぜ売れているのか: PCIe 5.0対応でコスパ最強だった名機が終売間近で価格下落。X670Eの高機能を格安で手に入れられる最後のチャンス。

詳細スペック: 14+2+1フェーズ(60A DrMOS)
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 5.0 x16,PCIe4.0 x4,PCIe 3.0 x1) + PCIe x1スロット(PCIe 3.0 x1)
M.2スロット:PCIe 5.0 x4 + PCIe 4.0 x4(CPU直結)+ PCIe 4.0 x4 + PCIe 4.0 x4(チップセット経由)
ネットワーク:2.5G LAN、WiFi 6E + Bluetooth 5.3対応

本音評価: 急げ、これは掘り出し物だ。 X670Eチップセットの豊富な機能と拡張性で、この価格なら即買いレベル。在庫限りなので見つけたら迷わず購入推奨。

推奨度: ★★★★★★ 見つけたら即買い

10. MSI MAG B850 TOMAHAWK MAX WIFI – マザーボードマニア垂涎の化け物

なぜ売れているのか: MAGシリーズの信頼性とB850の新機能を組み合わせた最新スタンダード。チップセットはミドルクラスでも仕様は完全にハイエンド。

詳細スペック: 14+2+1フェーズ(80A SPS)
拡張スロット:PCIe x16スロット(PCIe 5.0 x16,PCIe 3.0 x1,PCIe 4.0 x4) + PCIe x1スロット(PCIe 4.0 x1)
M.2スロット:PCIe 5.0 x4 + PCIe 5.0 x4(CPU直結)+ PCIe 4.0 x2 + PCIe 4.0 x4(チップセット経由)
ネットワーク:5G LAN、WiFi 7 + Bluetooth 5.4対応

本音評価: B850時代の新定番、いや化け物だ。 先代モデルもB650の鉄板だったが、B850版は性能が大幅進化!8層PCB基盤採用に加え80A SPS、5G LAN搭載、帯域幅320MHzのフルバージョンWiFi 7、Gen5 SSD2枚搭載可能とマザーボードマニアを唸らせる凄まじい仕様。チップセットはミドルクラスでも、マザーボード自体の性能は完全にハイエンドだ。価格は高いが、この仕様なら納得。

推奨度: ★★★★★★★ 新世代スタンダード(予算に余裕があるなら間違いなくこれ)

謎のPCショップ店員のコメント

価格帯別の推奨は以下の通り

  • 1万円未満:MSI MPG B550 GAMING PLUS
  • 1万円台:ASRock B650M Pro X3D WiFi
  • 2万円台:GIGABYTE B850 EAGLE WIFI6E
  • 3万円〜:MSI X670E GAMING PLUS WIFI・MSI MAG B850 TOMAHAWK MAX WIFI

異常に安い製品は避けよう。 「安いから」という理由だけで選ぶと、後からCPUアップグレードや拡張する際必ず後悔する。特に電源回路周りは理解が難しいので迷ったら予算より少し高い定番品を選ぼう。

ゲーマーの視点から言えば、WiFi搭載モデルを選ぶべし。 有線LAN前提で選んでも、後から無線が必要になるケースが多い。特にVRゲームやワイヤレスマウス・キーボードを使うなら、WiFi 対応は必須級の機能だ。

コアゲーマーへのアドバイス: ARGBヘッダ数やオーディオ機能は「あれば嬉しい」程度に考えるべき。本当に重要なのは電源設計の余裕度拡張性だ。特にPCIe 5.0対応は、RTX 50シリーズ時代を考えると必須になってくる。

マザーボードは3年以上使う前提で選べ。 5,000〜1万円の差額をケチって、後から全部組み直すことになったユーザーを何人も見てきた。今回の推奨製品なら、どれを選んでも満足度は高いはずだ。

※情報源:各メーカー公式サイト、Amazon、価格.com、筆者の経験

コメント

タイトルとURLをコピーしました