NVIDIAの次世代ミドルレンジGPU「GeForce RTX 5060 Ti」と「RTX 5060」が、従来の8ピン電源コネクタを継続採用することが明らかになった。ただし、消費電力の増加により推奨電源容量は650Wへと引き上げられる見通しだ。
電源要件の変更点
- 従来の8ピン電源コネクタを継続採用
- 推奨PSU容量が650Wに増加(前世代比+100W)
- TDPは200W以下を維持の見込み
価格設定の動向
次世代ミドルレンジGPUの予想価格が明らかになった。
RTX 5060 Ti
- 中国価格:3,299~3,599元
- 予想日本価格:70,000~85,000円(税込)
RTX 5060
- 中国価格:2,599~3,399元
- 予想日本価格:60,000~75,000円(税込)
※為替および税率、流通マージンを考慮した予想価格となります
これは前世代のRTX 4060シリーズと比較して大幅な価格上昇となる。特にRTX 5060の価格上昇は顕著で、60クラスGPUとしては異例の高価格設定となっている。この背景には、AMDからの直接的な競合製品が不在という市場環境が影響していると考えられる。
注目すべきポイント
- VRAMは8GB構成を継続か
- 次世代ゲームではVRAM使用量の増加が予想される
- 高解像度テクスチャやレイトレーシングでの使用に懸念
- 特に1440p以上の解像度では厳しい可能性
- AMDからの直接的な競合製品不在
- 価格設定の自由度が高い状況
市場投入時期
- 2025年3月の発売を予定
- AMD RX 9070シリーズと同時期の市場投入になると見られる
まとめ
電力効率に定評のある60クラスGPUだが、今回は消費電力の増加が見込まれる。一方で従来の8ピン電源コネクタを維持することで、既存の電源ユニットとの互換性は確保。ただし、競合不在を背景とした価格上昇は、ミドルレンジ市場のユーザーにとって懸念材料となりそうだ。
※本記事はDouyinでのリーク情報に基づいています。正式な仕様は発表をお待ちください。
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