ゲーミングPCのCPUの選び方がわからない人向けに、おすすめなCPUをランキング形式で紹介!
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第1位:Ryzen7 7800X3D
・Core i914900KSも敵じゃない!RTX 4090すら持て余す 最強(最狂)のゲーミング性能を誇るCPU。
・RTX 4070以上のGPUを使うならこいつを選んでおけば間違いない。
配信するときにコア数が足りない?なんて文句を言うなら7950X3Dを使えばいい。
・ガチ配信勢ならこいつをメイン機にして2PC配信がおすすめだけど、軽く配信する程度のライト層には十分な性能。
AK400でもギリいけるくらいの発熱だが、Deepcool ならAK500以上がおすすめだ。
※IntelのCPU劣化問題がなかったとしてもこいつが最強。
第2位:Ryzen5 7600(無印)
・配信しない+コスパ重視ならこいつ一択。
・RTX 4070Superくらいまでなら十分ゲーム性能を引き出せる。
・今後発売予定のZEN5 9000シリーズへのつなぎとしても最適。
・AK400で快適に運用可能
どうしてRyzen5 7600Xではないのかって?
このクラスのCPUはコスパが命だ。
わざわざ冷やしにくくて値段の高いCPUを選ぶ必要はまったくない。AK400で運用できる無印一択だ。
ちなみにゲーム性能は全くと言っていい程変わらないからな。
少し性能の高いクーラーが必要になるがPBOで疑似7600X化できる。
第3位:Ryzen7 7700(無印)
・実はRTX 4070 Ti Superくらいまでなら対応できちゃう高コスパCPU。
同クラスのRyzen7 7800X3Dとかいう化け物のせいで隠れちゃってるけど実は超優秀。
Ryzen7 7700Xではない理由は前述の7600と同様だ。
・RTX 4060Ti~RTX 4070 SuperくらいのGPUでコスパよくPCを組むならベストな選択になる。
・8コアあるのである程度の配信も可能だ。
ベンチマークだけを見て13,14世代Core i7に性能で大きく劣ると思う人が多いようだが、Pコア一つあたりの単純な性能はこいつの方が高くほとんどのゲーマーには十分な性能を持っている。それに値段も安い。
このCPUですら性能を持て余す人は結構多いので、マーケティング戦略にまんまとハマってしまっているとしか思えない。
AK400程度でも運用できるが、AK500以上のクーラーにするのがおすすめ。
第4位:Ryzen7 5700X
・RTX4060 TiくらいまでのGPUを使い、コスパ重視なら脳死でこれを選ぼう。
・ローミドルクラスはこいつがぶっちぎりでコスパ最強だ。今から新規で組むとしてもおすすめできる。
Intelの過剰なマーケティングで勘違いしている人が多いのだが、i5 13400/14400(F)とほぼ同性能だ。
シングルでは若干劣るがマルチでは有利になる。ゲーム性能は総合的な評価としてはほぼ互角だ。
PBOを有効にし、疑似5800X化することが可能なので冷却に余裕があるなら試してみても良いだろう。
ちなみにこいつの存在のせいでIntelのローミドルクラスのCPUが売れなくなってしまっている。
AM4の最終アップグレードCPUとしても優秀だが、ゲーム重視なら5700X3Dの方が幸せになれるかもしれない。
第5位:Ryzen7 5700X3D
・RTX 4070 Ti Superくらいまでなら対応できちゃうゲーミングCPU。
・登場が遅すぎた感じはするが、AM4の寿命を伸ばしてくれた立役者でもある。
今度は5800XTが出るらしいが、一体いつまで延命されるのだろうか?
・ZEN2 Ryzen3000番台やZEN3 Ryzen5 5600X等からのアップグレードに最適だ。
ちなみにだが、新規で組むならわざわざこいつを選ぶ必要はないので、7600等の7000番台を買おう。
第6位:Ryzen9 7950X3D
・全てにおいて最強(最狂)のハイエンドCPU。
・1PC配信なら間違いなく全CPU中最高の性能を誇る。
・せっかくこのCPUを使うなら最低限RTX 4070 Ti Super以上のGPUがほしい。できればRTX 4090が理想だ。
配信を生業とする人には最もおすすめなCPUなのだが、軽く配信する程度の人には正直全く必要ないと思う。
詳しくは書かないが、レイテンシの関係で7800X3Dにはゲーム性能でほんの少し劣るが(体感できないレベル)
もちろんコア数が重要な超ヘビータイトルではこちらが有利になる。
最も良い製品を使いたいという人はi9とかいう劣化するCPUではなくこいつを使おう。
第7位:Ryzen9 7900X3D
・ゲームも配信もクリエイティブもなんでもできちゃう優等生。
器用貧乏な感じも否めないが、ゲーム性能では当然の様に i9を上回る。
・優れたマルチ性能に加え大容量キャッシュから成る圧倒的なゲーム性能。
非常に優秀なのだが、一つだけ欠点がある。
3DVキャッシュが6コアにしか効かないのだ。
簡単に説明するとRyzen5 7600X3D状態になる。
その為総合的なゲーム性能では8コアにキャッシュが乗る7800X3Dと7950X3Dにやや劣ってしまうが、ゲームによっては有利な場合もあるのでそこまで深く考える必要はない。
実は筆者が一番欲しいCPUだったりする。
第8位:Ryzen9 7900(無印)
・話題になることが少ないが、何でもできてコスパが高い超優秀なCPUだ。
・Ryzen9 7900XがTDP170Wの爆熱CPUなのに対し、こちらはTDP65Wと空冷でいけちゃう超省エネヒエヒエCPUだ。
電力を絞っているのに全然性能が下がらないのは、おそらく7900Xはこのスペックで出す予定だったのだろう。
i7 14700と比較すると【Intel Default Settings】の65W設定で Cinebench R23 multiスコアが19400程、対するRyzen9 7900はTDP65W設定で24500程だ。(PPT88W)
※検証にはIntel環境では MSI Z790 Edge マザーを使い Intel Default Settings を適用した。
AMD環境ではマザーはMSI X670E GAMING PLUS WIFI、電源はどちらの環境も DeepCool PX850Gを使用している。
小難しいことをごちゃごちゃと書いてしまったが、まとめるとi7 14700より Ryzen9 7900の方が圧倒的に良い。
そもそも劣化するCPU(ry….
第9位:Ryzen9 7950X
・Intel Default Settings(笑)により、ベンチマーク上でもマルチ最強に返り咲いたクリエイティブ用途最強のCPUだ。
・ゲーム配信には7950X3Dの方がFPSを稼ぎやすいが、このCPUも快適に配信することができる。
・実は8コア以上消費するcities skylines ii等の特定のゲームでは13,14世代i9なんかよりずっと快適にプレイできる。
理由は単純で、13,14世代のi9はEコア(笑)が16基も搭載されているが、アプリケーション側のコアの割当が難しい為ベンチマークの数字程の性能を出せない場合が多く、もっというとEコアの性能の低さが足を引っ張ってマルチ性能が重要なゲームでは性能を発揮できない。
そう、ゲームではPコアが重要なのだ。
ちなみにAPOというスケジューリング最適化機能もあるが、そもそもの設計がネックになっている+ドライバーのホワイトリストに追加されたたゲームのみがAPOの恩恵を受けられるという制約がある為あってないようなものだ。
今はCPU劣化問題対策での性能低下が激しすぎてそれどころじゃない気もするが…
まとめると Core i9 14900KS を含む全てのIntel CPUより優秀であることは間違いない。
第10位:Intel Core i5 13500/14500
信者の皆様お待たせしました。
遂にIntel登場です!
PCショップ店員として唯一人に勧められるIntel CPUはこれだけです。
はい。
RTX 4070とギリギリ合わせても良い位の微妙なゲーム性能(Ryzen5 7600以下)に、Eコア(笑)による適度なマルチ性能が魅力的なCPUだ。
今まで散々Intel を酷評してきたがこいつは別に悪くないしちゃんと評価している。
ゲーミングPC初心者にも手の届きやすい価格に、バランスの良い性能で非常にコスパが高い。
何より劣化しないところが一番良い。
欠点は強いていうなら結構発熱するので最低限AK500クラスの大型空冷クーラーが必要になることくらいだ。
まとめ
最後まで読みたくない人のためにまとめる。
ゲーム性能重視:Ryzen7 7800X3D1択
コスパ重視:Ryzen7 5700X か Ryzen5 7600 Ryzen7 7700の3択
ゲーム配信重視:Ryzen9 7900X3D か 7950X3Dの2択
ゲームもするがクリエイティブ重視:Ryzen9 7900 か 7950Xの2択
どうしてもIntel CPU を使わないといけない信者:i5 13500/14500
番外編になるが、i5 13400/14400が欲しいなら安くてより性能の高い i5 12600KFを買おう
ZEN5が登場したらまたすぐに変わってしまうと思うが、8月くらいまではこの記事を参考にできると思う。
劣化するCPUだけには気をつけてくれ!
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