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【ちゃんと理解してる?】最新GPU性能ランキング – RTX 5070 Tiの真の実力とRX 9070の意外な強さを解説【2025年4月最新版】

最新のグラフィックスカード市場は代替わりが進み、NVIDIA GeForce RTX 50シリーズとAMD Radeon RX 9000シリーズが続々と登場している。しかし、世代やブランドを超えた性能比較は複雑で、単に新しいモデルだからといって必ずしも高性能とは限らない状況だ。本記事では、最新GPUの実ゲーム性能をVRAM容量別に整理し、選択の指針となる情報を提供する。

性能順GPU名VRAM
容量
対応
解像度
性能ポイント
1GeForce RTX 509032GB4K最強のゲーム性能だが入手性とコスパが最悪
もはやAIアクセラレーター
2GeForce RTX 409024GB4KゲームでもAIでもRTX 5080より高性能、VRAMは正義
3GeForce RTX 508016GB4KRTX 4080 Ti Superと揶揄されてもおかしくない性能
※基本性能は高いが、VRAM容量がネック….
4Radeon RX 7900 XTX24GB4KRTX 4080 Superよりも基本性能は高いが、レイトレでは負ける
※じゃじゃ馬なので自作上級者向け
5GeForce RTX 4080 Super16GB4KRTX 4080の強化版だが、性能はほとんど変わらない…
6GeForce RTX 408016GB4K性能はRTX 5070 Tiとほぼ同じ
7GeForce RTX 5070 Ti16GB4KRTX 4080とほぼ同じ性能、DLSS 4対応が利点
※ROP欠損と旧ゲーム対応を考慮したランク
8Radeon RX 9070 XT16GB4K現状コスパ最恐グラボ、4K解像度以外ではRX 7900 XTXを上回る場面も多い
※スパイクを考慮し少し良い電源ユニットを使うべき
9GeForce RTX 4070 Ti Super16GB4KRTX 40シリーズの良心、もう手に入らないがバランスの良い性能だった
4Kゲーミング、生成AI入門グラボ
10Radeon RX 7900 XT20GB4K基本性能はRTX 4070 Ti Superを上回るがレイトレが弱い
大容量のVRAMにより高解像度に強いが、ゲーム目的ならワッパの良い RX9070のほうがおすすめ
11Radeon RX 907016GB4KRTX 4070 Ti Superに匹敵するゲーム性能を持つ
驚異的な電力効率が売りのグラボだが、低電圧化と電力追加で結構強くなる
デフォルトのまま扱いやすいのでRadeon初心者におすすめ
※GearTuneイチオシ
12GeForce RTX 507012GBWQHDDLSS4に対応したRTX 4070 Tiと言っても過言ではない
RX 9070と比較するとコスパは悪い
GDDR6XにダウングレードしてVRAM16GBにすれば評価は違った
13GeForce RTX 4070 Ti12GBWQHDRTX 4070 Superに喰われた可愛そうなグラボ
RTX 5070とほぼ同性能
14Radeon RX 7900 GRE16GBWQHDコスパは良いが中途半端な価格で売れなかった…
RTX 4070 Superよりも高性能
15GeForce RTX 4070 Super12GBWQHDRTX 40シリーズの良心、9万円台で買えた人は勝ち組
WQHD解像度で快適にゲームをしたいならこれで決まり
16Radeon RX 7800 XT16GBWQHDRTX 40シリーズの早期終売とモンハン需要で人気が爆発
AMDは多分モンハンに感謝してると思う
RX 9070シリーズ登場後も依然として高コスパ
17GeForce RTX 407012GBWQHDぶっちゃけコスパは悪かったが、今となってはマシな方
フルHDでは有り余る性能だが、WQHDだとちょっと弱い
モンハンのお陰で性能不足が露呈した感がある
18Radeon RX 7700 XT12GBWQHDRX 7800 XTの下位モデルだが、実はかなり高性能
価格帯の近いRTX 4060 Tiと一線を画す性能を持つ
※RTX 4060 TiよりもRTX 4070に近いゲーム性能
19GeForce RTX 4060 Ti16GB
8GB
フルHD価格帯のおかげで売れてはいたがコスパは最悪のグラボ
16GB版はVRとAIで使えた
20Radeon RX 7600 XT16GBフルHD品薄前は一部の赤信者に人気だった
VRAM容量が多いのでテクスチャ設定を最高にしてAFMFを使うことで高コスパ高画質ゲーミングを実現できた
ローカルLLM用としても案外使える
21Intel Arc B58012GBフルHDRTX 4060を買うくらいならこのグラボを買ってあげてほしい、意外と安定しているし性能も高い
22GeForce RTX 40608GBフルHDRTX 40シリーズの闇、VRAM12GBだったら使い道があった
※ただしノートPC向けは非常に優秀
23Radeon RX 76008GBフルHDエントリー向けでコスパ最高だったグラボ
RTX 4060よりおすすめだけど、今は9060シリーズを待とう
24Intel Arc B57010GBフルHDコスパは悪くないけどRX 7600のほうがおすすめ
ARCを試したいならB580を買おう

注目すべき性能特性と実力分析

RTX 5070 Tiの真の実力

RTX 5070 Tiは、新世代のBlackwellアーキテクチャを採用しているにもかかわらず、実ゲーム性能では意外にもRTX 4080とほぼ同等レベルにとどまっている。むしろRTX 4080 Superにはわずかに劣る結果となっている。

RTX 5070 Tiは「DLSS 4を搭載したRTX 4080」と表現しても過言ではなく、ネイティブゲーム性能の大幅な向上は見られない。ただし、最新のDLSS 4とAI機能の恩恵を受けられる点が大きな利点だ。

一方で、一部のRTX 5070 Tiには「ROP欠損」の問題が報告されており、またドライバの安定性や旧世代ゲームタイトルでの互換性にも課題が残る。これらの要因を総合的に考慮すると、旧世代のRTX 4080が上位に位置づけられる結果となっている。

RX 9070の意外な強さ

RDNA 4アーキテクチャを採用したRX 9070は、価格帯から想定される以上の高い性能を発揮している。デフォルト設定でもRX 7900 XTやRTX 4070 Ti Superと互角の性能を持ち、RDNA 4世代の電力効率の高さが実証されている。

さらに注目すべきは、RX 9070に適切な低電圧化と電力設定の最適化を施すと、性能をさらに引き出せる点だ。適切なチューニングを行うことで、上位モデルであるRX 7900 XTやRTX 4070 Ti Superの性能を上回ることさえ可能になる。

16GBのVRAMを搭載している点も、将来性を考えれば大きなアドバンテージだ。同価格帯の競合製品と比較しても、コストパフォーマンスの高さが際立っている。

VRAM容量の重要性

最新のAAA級ゲームタイトルでは、高解像度テクスチャとレイトレーシング技術の普及により、VRAM要求量が急速に増加している。フレーム生成機能を活用する場合もVRAM消費を加速させる原因となる。

このような状況下では、単純な性能比較だけでなく、VRAM容量も重要な選択基準となる。将来性を考慮すると、同程度の性能であればより多くのVRAMを搭載したモデルを選ぶことが賢明だろう。

現時点でのおすすめGPU

現在の性能、価格、将来性を総合的に考慮すると、以下のGPUが特におすすめだ

ハイエンド(予算20万円以上)

  • RTX 5080 – コスパ的にはおすすめできないがこれしか選択肢がない

ミドルハイ(予算15~20万円)

  • RX 7900 XTX – 4KゲームやローカルLLM等VRAMを酷使する人向け
  • RTX 5070 Ti – 10万円台で購入できる場合のみおすすめ、20万円以上するモデルは買わないほうがいい

ミドルハイ(予算10~15万円)

  • RX 9070 XT – 性能とコスパを求める人向け
  • RX 9070 – 予算を抑えたい+省エネ志向の人向け
  • RX 7900 XT – 生成AI系と高解像度ゲーミング向け

ミドルレンジ(予算7~10万円)

  • RX 7800 XT – 比較的安価ながら十分な性能を持つ

エントリー(予算7万円以下)

  • RX 7700 XT – RTX 4060 Tiよりもまともな選択肢だが、7万円以上するなら買わないほうがいい
  • RX 7600 XT – VRAM16GBでフルHD高画質向け
  • RTX 4060 Ti 8GB版 – 6.5万円以上するなら買わないほうがいい、RTX 5060の発売を待つべき
  • ARC B580 – プレイしたいゲームと相性が良ければコスパ最高のグラボ

筆者のコメント

GPUの選択は、単純な性能ランキングだけでは決められない複雑な問題だ。特に最新世代と前世代の入り混じった現在の市場では、「世代が新しい=高性能」という単純な図式が当てはまらないケースも多い。

RTX 5070 Tiが実質的にRTX 4080と同等性能であることや、RX 9070がRTX 4070 Ti Superクラスの性能をもつことは、「スペック表だけで判断できない」GPUの奥深さを象徴している。

また、VRAM容量の重要性は今後さらに高まると予想される。特に長期間の使用を考えるユーザーは、純粋な性能だけでなくVRAM容量も重視すべきだろう。

最終的には、自分のゲームタイトルや使用環境、予算に合わせて総合的に判断することが肝要だ。本記事の情報が、あなたの最適なGPU選びの一助となれば幸いである。

※記事内の性能評価は一般的なゲームタイトルでの平均的なパフォーマンスと筆者の検証に基づいています。特定のゲームやアプリケーションでは結果が異なる場合があります。また、ドライバのアップデートや最適化により、性能関係は変動する可能性があります。

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