最強ゲーミングマウス2024年4月版

ゲーミングマウス

2024年に入り、新作マウスがドンドン発表されている。
筆者イチオシの最強マウスを改めて紹介する。

最新のマウスが最良のマウス!

SprimePM1

現在最強のエルゴマウス!
重量なんと44±2g!? エルゴマウスの常識を覆す圧倒的軽さ!
シェルの作りもよく、質感も非常に高い。
センサーはもちろんフラグシップのPixart PAW3395を搭載。独自の技術で遅延も非常に少ない。
別売ドングルの使用でポーリングレート8000Hz対応。※2024/3現在未発売
エルゴマウス好きならとりあえずこれを買っておけばOKと言える程完成度の高いマウスだ。
Logicool G703h形状がベースになっている為、乗り換え先最有力候補である。
G703hは日本人としては平均的な手の大きさの筆者としてはやや大きめに感じていたが、このマウスは丁度良い大きさで握りやすい。
G703よりも万人受けする形状だと言える。※クローンとはいえ全く同じ形状ではないので慣れは必要。
エルゴマウスのおすすめは他にも【DeathAdder】や【Lamzu Thorn】、【Pulsar Xlite V3】があるがそれらの選び方も解説する。

絶対的な性能を求めるなら遅延の少ない【DeathAdder】がおすすめ。


センサー性能や応答速度はピカイチ。重量は黒63/白64gと20g程重いが、それでも大分軽い部類だ。
ロングセラー商品で前モデルを使ったことが有る人も多い為、レビューが多く買って失敗することは少ない。
ゲーミングデバイスが置いてあるお店ならどこにでも展示されているので、手に合うか確認できるのもGoodだ。

つかみ持ちにも適したエルゴマウスがを求めるなら【Lamzu Thorn】がおすすめ。


一般的なエルゴマウスと形状が異なり、【DeathAdder】や【Zowie ECシリーズ】に慣れている状態で握ると
左右の傾斜が少なくマウスの中心付近が異様に高く感じてしまう

もちろん慣れれば非常に良いマウスなのだが、一般的なエルゴマウスの認識では買わない方が良い
しかしこの独特な形状のお陰でつかみ持ちにも適している
左右対称マウスを使ってつかみ持ちをしている人や、エルゴ好きで新たな選択肢を求める人の乗り換え先として良いマウスだと思う。

Zowie EC形状が好きなら【Pulsar Xlite V3/es


本家のEC-CWシリーズはセンサー性能が低い+重量が重い為、EC好きならこれ一択。形はほぼ同じだ。(通常版Xlite V3は55g ec2は77g)
ECシリーズと同様に3つのサイズ展開が有り、EC1はLarge EC2はMedium EC3はSmallとなっている。
非esの通常モデルはポーリングレート4000Hzに設定するために別売のドングルが必要になる。

esモデルは背面にディスプレイが有り、ボタン操作でDPIとポーリングレートの設定が可能。4Kドングルも同梱している。
非esモデルより10g重い65gだがエルゴマウスとしては十分軽量である。
個人的にはesモデルがおすすめだ(筆者のメインマウスはesモデルである)

今回紹介した製品はエルゴマウスを15年程使っている筆者イチオシのマウスなので、どれを買っても損はしないだろう。

【沼】左右対称マウス

Ninjutso Sora V2 Wireless


重量なんと39g!?

39gと聞くとスカスカなマウスを想像してしまうが、穴もないしちゃんと剛性のあるシェルだ。
つかみ持ちで軽いマウスが好みならこれで決まり。デザインも良いし普通に持ちやすい。
フラグシップセンサーのPixart PAW3395を搭載、ポーリングレートも別売のレシーバーで8000Hzまで対応。(2024/03現在未発売)
同クラスマウスと比べ応答速度が若干遅いと言われているが、この程度なら気にならない。
応答速度よりも形状の方が大事なので、このマウスを挙げさせてもらった。

WAIZOWL OGM Cloud


伝説の左右対称マウス「SENSEI」クローンだ。
「SENSEI」といえば10年程前は今でいう「G PRO」シリーズのような存在だった。
アラサーの筆者としては「G PRO」よりも「SENSEI」シリーズの方が思い出深い。当時はほとんどの人が「SENSEI RAW」を使っていたように思う。
筆者を含め多くのゲーマー達が復活を待ち望んでいるのにもかかわらず、一向に「SENSEI」シリーズを出さないSteelには呆れていた。
そんな中「WAIZOWL OGM Cloud」はフラグシップセンサーのPixart PAW3395を搭載し納得のクオリティで復活させてくれた。
一つだけ残念なポイントがあり、センサーがリアからセンターに移動してしまっている。ここまで忠実なクローンマウスを作るならセンサーの位置も同じにして欲しかった。
下らない話が長くなってしまったが、つかみ持ち、つまみ持ちの人にとって最高の選択肢の一つであることは間違いない。
「SENSEI RAW」を使っていた人はもちろん、SENSEIを知らない若い人達にも使ってみてほしい。

今回紹介するおすすめのマウスは以上となる。最後にマウスの選び方について初心者にアドバイスを送る。(中級者以上は読まなくてOK)

左右対称マウスは沼だ。
最初は良いと思っていたものでも、使っているうちに不満が出てくることも多い。
あれこれ買っていくうちにどの形状が自分にあっているのかわからなくなってしまうこともあるだろう。
それに展示品を握るだけでは本当に合うか分からない。マウスは最低でも2週間は使い込んで手に馴染ませてみないと本当の良さはわからないからだ。
形状のみならず重量やセンサー性能、ポーリングレート、コスパ等々様々な要素を複合的に考えなければならない為そもそも選ぶことが難しい。
最低でも1万円はするゲーミングマウスを何個も買うなんて、多くの人はやってられないだろう。
マウス選びで大切なことを教えよう。
もし初心者だとしたら、まずは万人受けする【GPRO SL/SL2】か【Viper V2Pro】を買って、極めろ。
最低でも3ヶ月は毎日AIM練習をするべきだ。
他のマウスに嫌悪感を抱く程手に馴染んでくると、どんな形状のマウスが自分に合っているのか自ずと分かるようになる。
自分に合った最高のゲーミングマウスに出会って欲しい。


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